4/23に、ニコニコ生放送にて『ポケットモンスター サン・ムーン』ゲーム実況者最強決定戦【予選】が行われました。
サンムーンになってのはじめてのニコニコでの公式実況者大会ということで、個人的に非常に楽しみにしていました。
わたしが普段みている実況者たちが対戦するということで、なんというか別に参加するわけでもない自分がそわそわしていました笑。
予選ということで、参加者8名のうちこの日に勝った4名が4/30のニコニコ超会議の決勝戦に進むことになります。
ということで、今回は『ポケットモンスター サン・ムーン』ゲーム実況者最強決定戦【予選】を見た感想だとかをまとめていこうと思います。
本戦の結果についてはこちらをどうぞ。
参加者とルール
ルールについてはWCSルールに準拠ということで、対戦ルールはダブル、使用可能ポケモンはアローラ図鑑に乗っているポケモンだけでの対戦となります。
二本先取で勝ち上がりとなっています。
参加者は以下の8名となります。
ペリカン
グラ
もこう
ライバロリ
バッヂ
サントス
Refu
MOTTY
そして、対戦組み合わせとしては、
第一戦 ペリカン VS もこう
第二戦 MOTTY VS バッヂ
第三戦 ライバロリ VS Refu
第四戦 グラ VS サントス
ちなみにわたしが普段観ているのは、バッヂさん、ライバロリさん、もこうさん、ペリカンさん、グラさん、MOTTYさんですね。ほぼほぼ観てるやつだわ(笑)。
ではでは、一戦づつ感想を上げていきます。ここから先はたまに敬称略。
ペリカン VS もこう
手持ちは以下のとおりです。
すおうあまねがペリカン、おのでらがもこう先生ですね。
もこう先生のパーティは動画でよく見たメンツが多いですね。ペリカンはダブル結構やりこんでるみたいで、かなりガチ目なパーティかなーと。
第一戦
まずは一戦目、ペリカンがポリ2・ギガイアス、もこう先生がアロコン・アメモースでもこう先生が圧倒的に出し負け。
もこう先生はアロコンからのオーロラベールで展開して行きたかったところをギガイアスに阻止されていきなり厳しい展開ですね。
そのままペリカンがトリル展開、ギガイアスで一方的に制圧していく展開で、もこう先生は一体落とすのが精一杯。
いやー、ギガイアスが強いですね。もともとの物理耐久と砂嵐による特殊耐久、タイプ一致いわなだれでの全体攻撃と、圧倒的性圧力。
第一戦の選出は以下の通りでした。
ペリカン ポリゴン2 ギガイアス トゲデマル 残り一体は登場せず
もこう アローラキュウコン アメモース パルシェン ドヒドイデ
第二戦
二戦目はペリカンが初手レヒレ・カミツルギ、もこう先生がアメモース・ジャラランガ。
またしてももこう先生が初手から出し負け、ジャラランガがムーンフォースで即やられてしまう圧倒的出オチ。
ただ、カミツルギが下がってウインディを出したところにアメモースのヒコウZが刺さりウインディがそのまま落ちる。
もこう先生のうまくZ技が刺さって試合展開が拮抗していく中、トゲデマルがダダリンのじしんにアンコールをかけて縛って、くさ技を封じてからレヒレを展開。
ドヒドイデをレヒレのみずびたしでみず単タイプに変えて、そこにカミツルギのくさZで突破、最後はみずびたしでカミツルギの一貫を作ってそのまま制圧完了。
みずびたしで一貫を作っていく戦い方はまさにダブルならではで、ダブルの戦術ってすっげーおもしろいなぁって思いながら観ていました。
第二戦の選出は以下の通りでした。
ペリカン カプ・レヒレ カミツルギ ポリゴン2 ウインディ
もこう アメモース ジャラランガ ダダリン パルシェン
MOTTY VS バッヂ
バッヂさんのパーティはガチパが多い今回のパーティの中で御三家揃い踏みのパーティはめっちゃおもしろい。
MOTTYのパーティはテテフワライドですね。あまりダブル詳しくないわたしでも聞いたことのある構築でした。
第一戦
バッヂが初手アシレ・ジュナイパー、MOTTYがテテフワライドの並びでの選出。
フワライドがサイコシードで特防アップ、かるわざで素早さ二倍からの追い風展開を狙うところを、スカーフジュナイパーで草の誓い起動でテテフを一気にぶっ飛ばす。
誓いパおもしろいですね、火力もすごいし湿原を作ることで相手の素早さ操作もできる。
そのままバッヂが常に優位に立ちながら、ギガイアスでいわなだれ展開していってそのまま制圧。MOTTYのガブが最後にヤケクソの剣舞虚しくそのまま敗北。
御三家が活躍するのは動画的に見栄えがいいし、今回の大会でも一押しの対戦だったのではないかなと思います。
第一戦の選出は以下の通りでした。
バッヂ アシレーヌ ジュナイパー ギガイアス ポリゴン2
MOTTY フワライド カプ・テテフ カビゴン ガブリアス
第二戦
バッヂは初手ギガイアスとムーランド、MOTTYがカプ・コケコ、ガブリアスの選出。
すなかきムーランドが先制していくかと思いきや、コケコがスカーフでムーランドをそのままフリーフォールで拘束。
シングルでは死に技のフリーフォールもダブルだとターン稼ぎなんかに使えて便利技になるってのがおもしろいところですよね。
フリーフォールで拘束している間にガブが剣舞を積んでいくものの、フリーフォールが終わった後のムーランドがガブをノーマルZで飛ばして一気にアドをとっていきます。
コケコもスカーフでこだわっているのがバレているのでこの時点でMOTTYがかなり不利でしたね。
初戦でガブが剣舞をしているので持ち物がこだわり系じゃないのもバレてしまっていますし、このあたりは連戦ならではの難しさですね。
結局のそのままバッヂさんが優位なまま圧倒してしまいましたね。
こういう連戦の場合だと復数のパターンで展開していけるパーティを組んでいると強いですね。もこう先生がムーランドを絶賛していたのはなんかみていて楽しかった(小並感)。
選出は以下の通りでした。
バッヂ ムーランド ギガイアス ポリゴン2 残り一体は登場せず
MOTTY ガブリアス カプ・コケコ ウインディ カプ・テテフ
ライバロリ VS Refu
Refuさんがテテフワライド。なんかピッピがいる(笑)。こういうのがいるのがダブルの楽しさというか魔境感というか。
バロリさんはダブルの定番のウインディ、ポリ2などがいる中で相棒のルカリオと、異彩を放つナッシー。このあたりこだわりがあっていいですねぇ。
第一戦
バロリが初手ガブ・ウインディ、Refuがピッピ、ポリZ。
ポリZがトリックルーム展開していく中でウインディを下げてのギガイアス投げ。ガブの攻撃でピッピがたすき発動でHP1残したところに砂嵐で削って落とすあたりうまく回ってるな-という印象。
ここのトリル読みギガイアスがうまく刺さって、そのままギガイアスを展開。ガブがまもるでポリZのZ技を空かせたのも大きかったですね。
最後はギガイアスがなだれで怯ませるなどして一気に制圧。ダブルのギガイアス強すぎわろた。
選出は以下の通りでした。
ライバロリ ガブリアス ウインディ ギガイアス ポリゴン2
Refu ピッピ ポリゴンZ カビゴン ウインディ
第二戦
第二戦はバロリがギガイアス、ポリ2。Refuがテテフワライドで展開。
フワライドのおにびをギガイアスがまもるで空かし、ポリ2がテテフのエスパーZを耐えてそのままトリックルームを展開。ポリ2かたすぎんご。
ここでおにびをまもるで防いだのは大きかったですね。燃えていたら一気に形成が危うくなるところでした。
この指ルカリオで攻撃を流しつつガブリアスのジメンZで締めてそのままバロリの勝ち。シングルだけでなくダブルでも危なげない強さで二連勝。さすが。
選出は以下の通りでした。
ライバロリ ギガイアス ポリゴン2 ルカリオ ガブリアス
Refu カプ・テテフ フワライド カビゴン ウインディ
グラ VS サントス
追い風VSトリルパ?パーティを見た感じでグラさんが厳しそうな感じではある。
ここにきてアローラ最強と名高いミミッキュが登場、止めにくいトリル要員としてもダブルでも重宝されていますね。
第一戦
グラがガブ・プテラ、サントスがカビゴン・ミミッキュで初手出し。
ガブがスカーフで先制、プテラがフリーフォールでミミッキュを拘束してトリル展開を妨害していく中でカビゴンがはらだいこしていく。
正直この時点でグラさんはかなりきつそうでしたね。スカガブもアンチシナジーでミミッキュのトリルを止められずにかなりしんどい展開に。
ダブルでこだわってしまうのは難しいところですね。打ち分けできていればZ技なんかでミミッキュを落とせていた可能性もありましたもんね。まもるもできなくなるし。
そのままサントスがMOTTYがやりたかったはらだいこカビゴンをトリル展開して、ミミッキュがじこあんじで化物が二体降臨、そのまま押し切られてグラが降参。
選出は以下の通りでした。
グラ ガブリアス プテラ ウインディ テッカグヤ
サントス カビゴン ミミッキュ コータス 残り一体は登場せず
第二戦
グラはプテラ・テッカグヤを初手選出、サントスは一戦目同様ミミッキュ・カビゴンを選出。
ミミッキュのトリル展開をグラさんのパーティでは止められないと踏んでか一戦目と同じ選出で展開。
プテラは岩雪崩からで、ヤケクソの怯み狙い(笑)?とはいえここで怯みが決まっていれば大きく展開が変わっていた可能性があるので、これはこれで分の悪い賭けとも言えないところではありますが。
とはいえ確率的には不利なのはその通りで、怯ませられずにトリル展開を許してしまい、一戦目同様カビゴンもはらだいこを決めて一気に厳しくなる。
ただこのあたり一筋縄でいかないのがグラもさすがで、フリーフォールでターンを稼いだりやどりぎでじわじわ削っていったりと、長期戦を視野に入れてトリル展開が防げないならいかにして凌いでいくかという方向にシフト。
途中でテテフを捨て、プテラ二連守るも決まるなど運を味方につけつつトリルターンを稼ぎ切る。
ただしトリルターンを凌いだあともスカーフテテフにガブを落とされてしまうなど、主導権を奪えないまま再度トリル展開を許してそのまま押し切られそうになる。
守る連打で悪あがきするもさすがに4連守るなんてものは通らずにそのままサントス勝利。パーティを見た感じそのままに構築的にかなり厳しい感じでしたね。
このあたりが一発勝負の難しいところですねぇ。
選出は以下の通りでした。
グラ プテラ テッカグヤ カプ・テテフ ガブリアス
サントス カビゴン ミミッキュ コータス カプ・テテフ
結果まとめ
ということで予選4試合の結果は以下のとおりです。
○ペリカン 2-0 もこう✕
○バッヂ 2-0 MOTTY✕
○ライバロリ 2-0 Refu✕
✕グラ 0-2 サントス○
決勝戦での組み合わせは、
ライバロリ VS サントス
バッヂ VS ペリカン
となります。
正直今日の対戦を見ていると誰が勝つか全然わからないところですので、非常に楽しみですねぇ。
ちなみにわたしはバッヂさんを応援しています。わたしがポケモン対戦にはまったきっかけのような人ですので、基本贔屓にして応援しています。
見終わっての感想
さて、ここまで見終わっての感想ですけど、ダブルって難しすぎるなってのが正直な感想ですね。笑
シングルに比べて構築だとか戦略の幅が広すぎて、見ていてどう展開していくのかってのが全然読めなかったですもんね。
二体のポケモンを動かしてシナジーをかけていくってのがダブルの醍醐味ですし、ダブル用の技だとかダブルでは使い勝手の変わる技だとか、シングルとはもはや別ゲーですね。
ただあれですね、ダブルはシングルに比べて運要素が低くなるというか、実力差が出るなぁって思いましたね。
一方的な展開が多かったのもそういうことかなーって思います。展開されると一気に試合が決まってしまうようなことが多いからでしょうかね。
あとギガイアス強すぎでした。シングルでは砂展開ぐらいしか役割のないポケモンでもダブルではここまで輝くポケモンになるとは。いやー、おもしろい。
ダブルも先日のJCSなんかでやったりもしてましたけど、たしかにおもしろいんですよね。考える事多すぎアンドなに考えたらいいのかわからないとかで全然まとまんないんだけど。
ダブルも少しづつやっていきたいなーって思いますね。とりあえずはメインはシングルで、とりあえずレート2000行かないと人権ないし……。
そんな感じで、決勝戦も期待しています。楽しみだな-。それではまたー。
本戦の結果についてはこちらもどうぞ。