ポケモンバンク解禁以降、かなり数を減らしていたジバコイルですが最近見直されてきているようです。
先日のガチ勢中のガチ勢の仲間大会、Boss Rushでも使用率が30位にランクインするなど、グライオン同様強者に好まれて使われているポケモンのようです。
主に使われていた型としても、特性じりょくが大半を占めていたようで、火力重視のアナライズ型や行動保証をもてるがんじょう型とはまた違った使われ方としてきているようですね。
ということで今回は上位勢に使われている、じりょくジバコイルについての考察です。
じりょくでキャッチしてはがねタイプ入りのサイクルを崩せる
さて、まずはその特性のじりょくについてですが、この特性は相手のはがねタイプのポケモンを交代することができなくなるというもの。
この交代できなくさせる特性というのはむちゃくちゃ強力なもので、その強さはメガゲンガーのかげふみでさんざん思い知らされているのではないでしょうか。
ではなぜ今じりょくジバコイルが流行っているのかというと、現在の環境ってはがねタイプ入りのサイクルパーティが多くなっているんですよね。
とりわけ、テッカグヤやナットレイのようなやどりぎのたねでサイクルに負担をかけてくるやつらがめちゃくちゃ厄介。いわゆるヲタクサイクル。
こういうめんどくさい奴らをじりょくでキャッチして確実に処理するための磁力ということですね。テッカグヤ相手にはでんき技で、ナットレイに対してはめざ炎ですね。
実際、わたしも以前はナットレイがめちゃくちゃ重いパーティを使っていたのもあって、じりょくジバコイルを採用していましたがナットレイ対策としては上々の使い勝手でした。
ややピンポイント気味になってしまうところはありますが、崩しにくいサイクルを一方的に捕まえられるというのはかなり強力だよなーって思います。
特に受けループのエアームドなんかは捕まえちゃえば物理アタッカーが一気に通せるようになってくるのでこのあたりにはめちゃくちゃ強いですよね。
サイクルパーティを相手するのが苦手な人なんかには一度採用を検討してみることをオススメします。
倒せないはがねタイプもいる
厄介なはがねタイプを確実に捕まえられるじりょくジバコイルですが、処理しきれないはがねタイプのポケモンも多く存在します。
じしんを持っていることの多いメタグロス、ほのお技で弱点をつかれるヒードラン、相性的に完全に不利なドリュウズにそもそもじりょくで捕まえられないゴースト複合のギルガルド。
一線級のはがねタイプの多くに実は有利を取れないとあって、なおさらナットレイ・テッカグヤ・エアームドに対してピンポイント感が強いです。
なんならじしん持ちのテッカグヤ、じならし持ちのナットレイなどもかなり厳しい相手になってきます。
じめん技持ちのテッカグヤやナットレイはそれほどメジャーではないので、基本的には安定しますが倒せない方もいるということは考えておくといいと思います。
なんかこういうところがちょっと惜しいポケモンですよねぇ、ジバコイルって。スペックは低くないですし、弱いポケモンではないんですが弱点をつかれると一気に沈むと言うね。
まぁそんな感じで。サイクルキャッチ自体はめちゃくちゃ強いので、上手く使いこなしていきたいところですね。それではまたー。