ポケモン対戦において、実力というのはレートで基本的に表されます。
レートの高い人が強い、まぁこれは当たり前ですよね。
一方で、高レートの人が低レートの人と戦うとやりにくいという話もあります。
よく言われるのが読みのレベルが合わなすぎて、相手の立回りがまったく読めないみたいなパターン。謎行動に翻弄されてしまうやつですね。
ただ、わたし個人としてはこれってそもそもどうなのかなーって思うところもあるわけですよ。
本当に相手のレベルが低いからかみ合わないの?って。
ということで、今回は本当にレート差がありすぎると読みのレベルが合わないから戦いにくいのかって話です。
本当に読みのレベルが合っていない?
そもそも読みのレベルってなんでしょうか。安定行動という言葉もありますが、正直相手の手の内が完全にわかっていない状況であれば確実な安定行動ってありえないよなーって思います。
どこまで言ってもじゃんけんからは逃れられないと思うんですよね。もちろん、ポケモンごとの傾向などを読み取って、安定のレベルを上げていくことはできるのでしょうが。
ただ、ポケモンの型にしても、地雷のようなものもありますからね。タスキアシレーヌにしてもHBリザYにしても、認知されていない中だからこそ機能していた部分もあるわけです。
この前レート潜っていたらスカーフブロスターに遭遇しましたからね。こんなん想定できるかっての。PGLの使用率のランキングみてみても、そもそも載ってないですからね。その他の項目すらもないし。
そもそも、レートが高い人が強いというのは間違いないと思うのですが、これって逆に低レートは弱いかというとそうでもないんですよね。
初期レートは1500なわけですから、例えばメインロムでレート2000超えの人がサブロムでレートに潜り始めたのでだとしたら、レートは1500だとしてもむちゃくちゃ強いってことになりますよね。
低レート特有の謎の読み行動ってのも、、そもそも相手の読みレベルのほうが高い場合だってあるわけです。
そう考えると、そもそも読みが噛み合わないから戦いにくいってのは間違いなんじゃないのかなと思います。
むしろ、相手の力量が正確にわからないからこそ苦戦するのではないのかなと思います。
噛み合わないのは読みではなくメタ
そしてもう一つ、これも大きいのではないのかなと思います。
パーティ組む時には環境を意識して組んでいくと思います。メジャーなポケモンへの対策を仕込んでおくとか。いわゆるメタを張るというやつ。
このメタがレート帯が低いと噛み合わないところが出てくるのではないのかなと思います。
サンムーンではレート帯が低くてもガチパが多いとは言われてはいますが、それでも低いレート帯ではこいつなにしてくるんだ?ってレベルにマイナーなポケモンに遭遇する機会が多くなります。
メジャーなポケモンに対してメタを張っているからこそ、マイナー気味なポケモンがぶっ刺さってしまう場合もあるわけです。
一番噛み合わないのは読みとかそういう曖昧なものよりも、構築のレベルではないかなと思います。
適正レートという考え方
適正レートという言葉もあります。要するに、自分の実力に合ったレート帯ということですね。
この適正レートというのは自分でプレイしているとある程度わかってくるもので、わたし自身では1800帯あたりが一番適正なレートなのかなと思っています。まぁ実際過去のシーズンでもこのレート帯から抜けられなくてヤキモキしていますからね。
1500とか1600ぐらいのレート帯よりも、1800超えてるぐらいの人のほうがやりやすいというのは間違いないです。逆に、1900、2000超えクラスになると正直勝てないなーってのは思いっきり感じます。
自分の適正レートと合っていないレート帯にいるからこそ、噛み合わないなって感じるのでしょうね。
レート差マッチングが起きやすいサンムーンの仕様
ただ、噛み合わないのを勝てない理由にはできないですよね。特にレート差マッチングが起きやすいサンムーンの仕様ではなおさら。
実力的に劣る相手には、やはり勝ち筋がしっかりした構築のほうが勝ちやすいのは間違いないです。
天候パやバトンパ、受けループなどの対策していないと一方的にやられてしまうような構築などはかなり通しやすいですよね。
ただまぁ、それが上位で通用するかというとまた難しい。上位に行けば行くほど対策されますからね。厳しい。
ただサイクル系の構築を使うと運負けを引き寄せる場合もありますし、レート差マッチングでそれが起きると相当しんどいですし。
まぁなんでしょうね。あれだわ、ポケモンはやっぱり難しい。それに尽きる。
こんなまとめ方でいいのかあれですが、まぁそんな感じで。それではまたー。