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【ポケモンSM】むしタイプの不遇具合がそろそろやばくなってきてる?

ポケモンにおける二大不遇タイプといったらおそらくくさタイプかむしタイプが上がってくるんじゃないんでしょうか。

ただ、くさタイプに関しては例えばキノコのほうしや粉系の技、やどりぎのタネが無効だったりとタイプ固有の耐性があったりします。

【ポケモンSM】現在の環境はくさタイプポケモン必須まであるのでオススメのくさタイプを紹介!

じゃあむしタイプにはなにがあるのかというと……、うーん、よっぽど補完がいいとかじゃない限り特段むしポケモンをパーティにいれる必要性がないんですよねぇ。

ということで、今回はむしタイプのポケモンの不遇具合がいよいよくるとこまできたな的なお話です。

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圧倒的な技の通りの悪さ

むしタイプのなにが一番きついって、やっぱり技の通りの悪さですよね。

むしタイプの技を半減にできるタイプは、くさ、ほのお、どく、ゴースト、かくとう、はがね、フェアリーと、実に7タイプに及びます。ちなみにこれはくさタイプと一緒で、数だけで言えば最多です。

一方で抜群をとれるのは、くさ、エスパー、あくの3タイプだけとなります。半減7、抜群3はたしかに辛い。

特に意識してパーティを組まなくてもむしの一貫は勝手に切れてしまいますからね。

というか、もともと通りの悪かった中で6世代のフェアリータイプ追加でさらに通りを悪くさせられてますからね。むしタイプがなんか悪いことしたのかという……。

同じようにフェアリータイプ追加の弊害として、対あくタイプとしてのむしタイプの役割も取られてしまった感がありますね。

まぁ、5世代までで対あくタイプというとかくとうタイプのほうがメインだったとは思いますが。というかあくタイプって意識して対策するほどではないというのもありますが。

もともと不遇だった中で、フェアリー追加で思いっきり割りを食ってしまったのが虫タイプですね。いやマジでむしタイプがなにをしたのかと。

初代でも、実質唯一エスパータイプに抜群をとれるタイプなのに技がクソみたいな性能のダブルニードルとかミサイルばりぐらいしか技がなかったあたり、むしタイプの不遇は初代から続いていますね……。

ステルスロックがぶっ刺さる

むしタイプは、耐性自体はそう悪くはなかったりします。

弱点がほのお、ひこう、いわの3タイプで、耐性がくさ、じめん、かくとうの3タイプなのでそれなりに優秀です。じめんとかくとうの一貫を同時に切れるのはいい部分ですね。

ただ、このいわが抜群なのがかなりきついんですよね。

知っての通り、現在の環境は依然ステルスロックが飛びかっています。それだけ強力ですからね。

【ポケモンSM】ステルスロックが強すぎて環境は今日も変わらずステロが飛び交っています

そしてステルスロックはタイプ相性の影響を受けます。つまり、むしタイプはステルスロックが抜群で入るので、場に出る度に最大HPの1/4のダメージを受けることになります。

これがまためちゃくちゃしんどい。ステルスロックって解除する手段がほとんどないので、一度撒かれるとかなり厳しくなってきます。

きあいのタスキを無効化や、確定数をずらすのがステルスロックの主な狙いですが、抜群で刺さる場合はそういうレベルではなくなってきます。単純に繰り出せる回数が減りますからね。そりゃきついわと。

よっぽど強いポケモンでない限り、ステルスロックが刺さるポケモンは現在の環境はなかなか厳しいですね。

一部の強ポケモンの存在

むしタイプ自体が安易に強化されないだろうなーと思われる要素として、一部の強ポケモンの存在があります。

主なところでハッサムやウルガモスですね。

ハッサムの場合、はがね・むしという相性補完のよい複合タイプとなっており、弱点も4倍ではあるもののほのおのみ。

高火力のとんぼがえりによるサイクル性能と、テクニシャンバレットパンチによる抜き性能が非常に強力なポケモンです。環境的にやや厳しいところはあるものの、依然強力なポケモンであることは変わりません。

ウルガモスにしても、ハイスペックな積み技ちょうのまいを使えるため、圧倒的な抜き性能をもったポケモンになります。

技範囲も広く、Z技との相性も抜群のため現環境でも高い使用率を誇っています。

あと他に現在の環境にいるむしタイプといったらフェローチェとヘラクロスぐらいでしょうか。共にピーキーではあるものの、うまく使えば強力なポケモンではあります。

というか、これだけスペックが高いポケモンが一部存在するおかげでタイプ全体を強化するのは難しそうなんですよね。今でも強いポケモンたちが強くなりすぎてしまう可能性がある。

それこそ、とんぼがえりとかむしタイプだから許されてる感のある強力な技ですしね。ボルトチェンジと違って無効化されないだけでもかなり強い。まぁボルトチェンジの場合は通りがいいので、単純に火力で攻めることもできるのが強みですが。

ウルガモスにしたって、むしのさざめきを採用している個体ってそれこそ受けループを崩すためのむしのしらせムシZ個体ぐらいでしょうし。PGLみるとやたら採用率高いけど、正直技スペ足んないでしょ。

むしタイプのポケモンってデザインはいいんですけどね。ハッサムとかそもそもめちゃくちゃかっこいいし、グソクムシャとかオニシズクモとかの新ポケモンたちもデザイン好きです。

使ってあげたいなーって思うものの、スペック的にマジでハッサムかウルガモスぐらいしか使えそうにないし。まぁそれぐらい不遇。

現実的なむしタイプの強化点を考える

現実的な範囲でちょっとむしタイプを強化するとしたらどうするかをちょっと考えてみます。

タイプ相性を変えるのが一番でしょうけど、そこを変えすぎると一気にむしタイプが強すぎてしまう感がある。それこそ先に書いた強ポケモンたちが強くなりすぎてしまう可能性があります。

そうなると、むしタイプになにかしらの固有の能力をつけるといいのかなと。それこそあくタイプにいたずらごころ無効みたいな感じで。

妥当なところで、くさタイプと被りますがやどりぎのタネキノコのほうし無効とかどうですか。特性そうしょくと同じ効果とまではさすがにやりすぎですが、これくらいはよくないでしょうか。

くさタイプの技自体は通りは良くないですが、やどりぎのタネにしろキノコのほうしにしろこのあたりの変化技は通りがむしろ良すぎます。

そういう点で、それらの技を抑制する効果もでてくるしむしタイプに耐性をつけてみてもいいんじゃないのかなと。そうすればむしタイプを採用する理由も出てきますしね。

まぁ、それで使われるようになるかというとうーん。現実は厳しそうだなぁ。

なんか妥当でむしタイプがある程度使われそうな案あったらゲームフリークさんに教えてあげてください。まぁそんな感じで、それではまたー。