サンムーン御三家のアシレーヌの使用率がじわじわ上がってきていまして、今回の更新で使用率30位内にはいってきました。(2017年5月現在)
同じみず・フェアリーで特殊型ということで、伝説ポケモンのカプ・レヒレと比較されがちですが、ここまで使用率が伸びてきたということは明確に差別化がされてきているということですよね。
実際、わたしも最近までカプ・レヒレを使っていたもののアシレーヌに切り替えましたし、アシレーヌもかなり強いポケモンであるのは間違いないんですよね。
ということで今回はじわじわ使用率の伸びるアシレーヌの強さや、カプ・レヒレとの差別化について語っていきたいと思います。
アタッカー採用するならアシレーヌ優勢
アシレーヌといえばやはり高い特攻種族値が目を引きます。実はこれ、メガシンカポケモンを除くとみずの特殊型としては最高の数値なんですよね。
みず技・フェアリー技による広い攻撃範囲と、エナジーボールやサイコキネシスなどサブウェポンも揃っているので技範囲は相当優秀ですね。
このあたりのサブウェポンはレヒレは覚えないので、アタッカーとしての性能はかなりアシレーヌのほうが優れているといえますね。
さらには高火力の専用Z技までありますので、火力としては圧倒的にアシレーヌです。
また、防御に厚く努力値を振ることで最低限の耐久は確保することができます。HBC調整すればHCレヒレと同程度の耐久になってきますね。
そのうえ、火力に関してはアシレーヌのほうが高くなってきますので、アタッカー適性としてはアシレーヌのほうが圧倒的に優勢です。
一方で、レヒレはHB型などは相当な耐久力になります。この耐久に関してはアシレーヌではどうやってもたどり着けないため、受けポケモンとして仕事させるのであればレヒレに軍配が上がります。
さらにはミストフィールドによって状態異常無効、流し際のしぜんのいかりなど、受けポケモンとしての適性がレヒレはめちゃくちゃ高いですね。
というか、受け・流し性能に関してはレヒレは正直、他のポケモンではできないことが多すぎるのでもはや比較のしようがないですね。
とはいえ、要するに差別化としてはアタッカーならアシレーヌ、受けならレヒレ、ということになるのだと思います。
とにかく高い対面性能
アシレーヌのアタッカー性能の高さといえばもうひとつ、対面性能の高さですよね。
技範囲の広さに加えて、先制技のアクアジェットがあるので、きあいのタスキ持ちにも強いですし一体倒した後相手のたすき・頑丈潰しなどをして退場することもできます。
アシレーヌ自体はこうげき種族値は低いものの、不一致弱点くらいならギリギリ耐えるくらいの絶妙な耐久をしているため特性のげきりゅうが発生しやすいため、アクアジェットも馬鹿にならない火力が出たりします。
高火力の専用Z技、先制技と合わせて対面性能の高さがアシレーヌの重要なポイントですね。
豊富な補助技による妨害能力
アシレーヌは攻撃技だけでなく、補助技もいいものが揃っています。
アンコールによって相手の行動を縛ったり、積みの起点回避したりともっているとかなり有用な技ですね。
ほろびのうたも覚えるのでバトン対策にもなるし、オニゴーリ対策にもなりますね。絶対零度で一撃で落としてくるオニゴーリはマジでファック。
ラス1ほろびも強いですしね、詰ませ性能の高い相手に対して簡単にやられないというのはかなり強いと思います。
メインウエポンのうたかたのアリアも音技でみがわり貫通と、嫌らしい相手に対して有効な手段をいくつも持っているのは非常にありがたい。
ちなみにほろびのうたやアンコールは同タイプのマリルリも覚えたりします。まぁマリルリの場合は物理アタッカーなのでそもそも差別化する必要もないんですけども。
まとめ
ここまで書いてきて思ったんですけども、正直レヒレと差別化とか考えるまでもなくアシレーヌってポケモンは個性がありますよね。
HCレヒレをアタッカーとして採用している人も結構いると思うんですけど、正直アタッカー運用するならHBC調整したアシレーヌの方がいいと思います。
アタッカー性能としては正直アシレーヌのほうが圧倒的に上ですからね。ミストフィールドとちょうはつは魅力的ですけども、それを活かすなら正直アタッカーである必要はないと思いますし。
あ、あとはすばやさの差ぐらいですかね。レヒレはわりと絶妙なすばやさをしているので、ここは結構な差かもしれないですけども。
ただ、個人的にはレヒレ使うならHBベースでたべのこしもたせた型が強いと思います。アシレーヌとも明確に差別化されていますしね。
まぁそんな感じで。アシレーヌ強いので、アタッカーレヒレがいまいちしっくりこないって人はアシレーヌ使ってみてください。普通に強くてレヒレと入れ替わるかもしれませんよ?
それではまたー。