ポケモンにおいて運という要素は切っても切れないものでして、いわゆる運負けというものも対戦に身を投じている人であれば何度も体験していると思います。
ポケモンって特に運によって試合が左右されることが多いと思うんですよね。極論、ずっと怯ませられ続けたら勝てませんからね。
でも、思い返せばしょっちゅう運負けばっか主張している人っていたりしませんか?もしかしてあなたのそのパーティ運負けしやすい構築になっているんじゃないですか?
ということで今回は運負けしやすい構築についてのお話です。
追加効果も怯みも攻撃を受けることで発生するもの
基本的に技の追加効果にしろ怯みなどにしろ、攻撃を受けることで発生するものなわけです。
そういう意味では、極論になってしまいますけども攻撃を受ける前に倒しきれば運が絡むことは減らせますよね。
ポケモンがすばやさゲーって言われる所以はこういうところにもあって、基本的に上から殴り続ける構築であれば運の要素を減らすことができます。
攻撃を受ける立回りばかりしているとどうしても試行回数を稼がれてしまいますし、そうなれば低確率の追加効果などをひくこともありますよね。
あなたが運だと思ってるそれは、もしかしたら確率が収束した結果なのかもしれませんよ?
命中不安の技を採用するときに考えるべきこと
ポケモンのわざには命中率というものがあります。100であれば回避率がアップしていたり命中率がダウンしていなければ基本的には外しません。
その一方で、100に満たない技についてはどうしても技外しというものがつきまといます。100と90の差はたった10%ですがその差は大きすぎるほどで、基本的に外さないものと低確率でも外す可能性があるものというのは圧倒的に違ってくるんでしょね。
だから、命中が100未満の命中不安の技を採用するかどうかを決める際に考えることは、その技を採用することでリスクに対してどれだけのリターンがあるのかということです。
たとえばかえんほうしゃとだいもんじを比較する場合。仮想敵に対して、かえんほうしゃだと足りないがだいもんじだと確定一発にもっていくことができる。どうしてもその仮想敵を一撃で落としたいのであれば命中不安だとしてもだいもんじを採用せざるを得なくなります。
じゃれつくのように、命中安定だけども威力が落ちるほかの技がそもそも存在しない場合などはどうしても採用するほかありません。そのせいでどうしてもリスクはつきまとうわけですけども。
逆に耐久ポケモンなどは一回外しても遂行速度が遅くなるだけでそこまで大きな支障がないというケースもあるわけで、そういう意味では一撃ごとの負荷を高めるためにも命中不安だとしても高火力技を採用するメリットが出てくるわけです。
そこでわたしが思う命中不安の技を採用する際に考えるべきことというと、その技を当てることで勝負に勝つことができるのかどうか、ということです。
そもそも当てても勝てるかわからないけれどそれでも命中不安技を採用するというのは、明らかにリスクに対してリターンが見合っていないわけです。最初からその確率分勝率をさげてしまっているわけですから。
それでも、よく言われるストーンエッジを外さないバンギラスは強いみたいな、命中不安の技でも当てることで勝利につながるのであればそれはリスクに対してリターンを検討する余地があるということです。
これってさいみんじゅつとか一撃必殺技でも実は一緒のことなんですよね。負け確の状況でもさいみんじゅつの命中率分、一撃必殺技の命中率分の勝ち筋を残せるのであれば、それは決して分の悪いかけではなくなるわけです。
「運負け」の裏には「運勝ち」があるはず
運負けばかり声高に叫んで、その裏にある運勝ちを見ないふりしていませんか?
確率は意外と収束するものです。今日はやけに運が悪いなと思う日があるかもしれませんが、めちゃくちゃ運が良かったなーって日もあったんじゃないんでしょうか。
ただ、この確率は収束するという考え方は厄介なもので、どういう形で収束していくかという点ではまた別の話になってくるんですよね。
要するに、レート1500でひく幸運と、レート2000でひく悪運はまったく釣り合っていないってことなんですよね。
逆にレート1500で運が悪かったとしてもリカバリがきくかもしれませんが、レート2000では一回運に見放されただけでそのまま負けてしまったりします。
このあたりが運負けばかりが記憶に残ってしまう所以でしょうね。
ずばり、「運負け」しやすい構築とは
さて、ここからは明確に運負けしやすい構築とはなにかというお話です。
それは、サイクル構築です。
サイクル構築というのは要するに交換戦に強いパーティということですが、どうしても交換の際に攻撃を受けることが多くなってきます。
そうなると、やっぱり運が絡む部分がどうしても多くなってしまうため運負けを引きやすくなってしまいます。
相性的には全然問題ないんだけども追加効果で凍ってしまってそのままサイクル崩壊、みたいな。サイクル構築を使っているとよくある光景です。
つーかまぁこれって要するに全部自分のこと言ってるんですけどね。わたしはサイクル崩壊しか使えないので、どうしても運負けを引きやすいんだよなぁって思っています。
ただこれもやっぱりタイミングの問題で、シーズン3でも1900チャレンジのタイミングでしっかり運に見放されたりと、収束するならするで構わんけどもせめて今だけは……って思いでレートに潜っていました。なお無事死亡した模様。
まぁそんなわけで運負けすることを少しでも減らしたいのであれば勝ち筋がしっかりした積みサイクルだとか対面系の構築を使うのがいいと思います。
わたしはサイクル構築しか使えないんでいまさらほかのタイプの構築をじっくり使ってみようとは思えないんでもうそのへん諦めています。
しょうがねーわ、もう。最近壁なぐんなくなったからよっぽど理解してきてるんだと思う。
昔は壁殴りまくってたからなぁ、なんなら穴空いたし。あきっぱだし。
まぁそんな感じで。それではまたー。