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【流行構築】ウツロカグヤ構築の強みと対策方法まとめ(ウツロイド・テッカグヤ軸構築)

サンムーンレーティングバトルシーズン2にて上位陣にて使われていた構築のひとつに、ウツロイド・テッカグヤからなるウツロカグヤ構築があります。

第7世代に登場したポケモン同時による構築で、相性補完のとれたサイクル性能の高い構築になっています。

ともにスペックの高いポケモン同時の組み合わせではあるんですけど、なんというかこの組み合わせはわたしの中にはなかったなーってところで感心してしまいます。

ウルトラビースト同時の組み合わせってなんかいいですよね。バンク解禁後あまり息をしていないと言われるウルトラビーストですが、この2体は一線級のスペックですよね。フェローチェでギリギリかな?

おもしろい組み合わせでありますし、シーズン3で増えてくることも予想されますし、強みとか対策方法をまとめてみようかなと思います。

ということで、今回はウツロカグヤ構築の強みと対策方法まとめになります。

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ウツロカグヤの強み

トップメタに強いポケモン同士の組み合わせ

ウツロイドとテッカグヤというポケモンは、ともに強いポケモンと弱いポケモンとがはっきりしたポケモンです。

ウツロイドは特防の高さをいかして特殊アタッカー全般に強く出られますし、テッカグヤも優秀な耐性から物理アタッカーに大して有利に立ち回れます。

それぞれが使用率上位に強いというのも見逃せないポイントでして、

ウツロイドの場合はリザードン、ウルガモス、ボルトロス、カプ・コケコ、ゲンガーなどに強く

テッカグヤの場合はガブリアス、ボーマンダ、ランドロス、カプ・テテフなどに強いため、使用率上位のトップメタ対策として優秀な組み合わせになってきます。

要するに、両方のポケモンが環境にぶっ刺さってるんですよね。環境に刺さったポケモン同士の組み合わせですから、そりゃ強いよねっていうところですね。

補完の取れた組み合わせ

この二体の組み合わせの強さはは相性補完の良さにもありまして、それぞれの弱点を十二分にカバーしてくれます。

ウツロイドの苦手なじめんタイプを始めとする物理アタッカーにテッカグヤが強く、

テッカグヤの苦手なほのおタイプ、でんきタイプにウツロイドが強く出られます。

でんきタイプに対してはウツロイドは耐性こそ等倍なものの、でんきタイプは特殊型が大半ですので特防の高さでしっかり仕事をすることができます。

耐性だけでなく、ステータスの面でもしっかりと補完が取れているのも重要なポイントですね。

読めない豊富な型

ウツロイドの大半はストッパーを役割とするこだわりスカーフ型か、起点作りのきあいのタスキ型ではあるものの、補助技が豊富なため型を決めつけてしまうと裏をかかれる可能性もあります。

テッカグヤに関しては無数の方が存在し、物理受け・特殊受け・物理アタッカー・特殊アタッカー、そしてアタッカー型一つをとってもHPに努力値を振った型だけでなくすばやさに努力値を振り分けたニトチャ・ボディパージ型まで存在し、安定した対策のとれない厄介なポケモンです。

とにかく型が多いので、決まった対策というものがないのが一番の強みかもしれませんね。

基本的には両ポケモンともサイクル性能の高いポケモン同士ですので、やどりぎのタネなどで削りつつ、補助技を絡めてサイクル勝ちを狙っていくのが基本の型になるのでしょうか。

嫌らしく相手のサイクルに負荷をかけていく戦い方は、ハメ性能がたかくうまくサイクルできれば一方的に削り続けることができますね。

ウツロカグヤの対策方法

ここまではウツロカグヤの強さというか、嫌らしさを紹介してきました。

高いサイクル性能があるため、相手有利なサイクルを回されてしまうと一方的な展開にされてしまいます。

どういった立ち回りをすれば崩せるか、知っておくだけでもかなり楽になるのではないかと思いますので紹介していこうと思います。

一貫の取れた物理アタッカーで崩す

テッカグヤは耐性こそ優秀なものの、耐久値自体はやや高いレベルという程度。

そのため、一貫の取れたタイプの物理アタッカーであればサイクル戦に付き合うことなく一気に崩すことができます。

高火力のかくとう技であればかなり有利に進められますし、ほのおタイプでも物理アタッカーであればウツロイドには半減なものの特防の低さからゴリ押ししていくことができます。

バシャーモやルカリオあたりであればかなり有利にすすめることができるのではないでしょうか。

一貫する技を持ったポケモンさえいればそれほど崩すことは難しくないと思いますので、その一貫をきるためにどんなポケモンが出てくるかを予測して立ち回る必要がありますね。

トンボルチェンで有利対面を作り続ける

サイクル性能の高いポケモン同士の組み合わせではあるものの、でんきの一貫が切れていないため、ボルトチェンジがどちらにも通ります。

ハッサム、カプ・コケコなどの組み合わせでのトンボルチェンであれば一方的に削っていくことができるので、やどりぎ対策にもなりますしかなり有利に立ち回れますね。

この場合注意しないといけないのが、速いテッカグヤ。S4振りハッサム抜きなどで調整しているテッカグヤもいるので、不意のほのお技でハッサムが落とされると一気にサイクル崩壊しますので、決めつけで立ち回るとちょっと危険ですね。

とはいえ有効な戦法ですし、サイクル戦で崩していくことを考えるとトンボルチェンはかなり有用ですね。

まとめ

おもしろい構築ではありますが、コケコランドグロス同様新しい構築ですのでまだまだ穴があるなぁといったところ。

相性補完にもう一体組み合わせるポケモンが安定するとかなり強いんじゃないのかなと思います。

ブルンゲルやシャンデラなどのご^スト複合ポケモンはかなり相性が良いかなーって感じがしますので、このあたりと組み合わせてみると面白いかも。ちょっと火力が足りないかな?

火力の不足しがちな構築でもあるので、フィニッシャーにもなれる火力の高いポケモンを控えさせてもいいかもしれませんね。

まだまだ研究しがいのある構築ですので、自分でも使って構築の完成度を高めていきたいなと思います。

それではこのへんで、またー。