レート環境では今日も元気にステルスロックが飛び交っています。
右をみてもステルスロック、左を見てもステルスロック。とがったいわがただよいはじめた!
正直わたしみたいにサイクルパーティ使ってる身からするとステロはしんどいんですよねぇ。サイクルに負荷がかかりまくる。
こんな捨てろ環境に誰がした?いやおや、単純に強すぎるだけだ。
ということで今回はステロが相変わらず飛び交う現在の環境についてのお話です。
初手お互いステルスロックの名刺交換感
対戦していると、お互いが初手からステロを撒き合うという展開になる場合があります。俗に言う名刺交換ですね。
挨拶代わりのステロ。むしろ挨拶そのもの。試合開始を告げるステロの音。
ステルスロックはビジネスマンの名刺のようなものだというのは言い得て妙で、お互いの構築のコンセプトを語るようなものなのでしょうね。
うちのパーティはステロから展開していきますよ~~~~~みたいなね。いやよくわからんわ。
ステルスロックは無効タイプがないのが強すぎる
ステルスロックの効果について簡単に説明しますが、いわゆる設置技の一種で、一度ステルスロックを撒くことで相手がポケモンを交換する度にダメージを受けます。
ダメージ量は最大HPの8分の1で、いわタイプに対するタイプ相性の影響を受けます。例えば、ほのおタイプであればダメージ2倍の最大HPの4分の1、はがねタイプであれば半減の最大HPの16分の1となります。
これが結構馬鹿にできないダメージ量で、例えばほのお/ひこうのようないわが4倍ダメージ入る場合は最大HPの2分の1、要するにステルスロックが撒かれた状態でポケモンを場に出しただけでHPが半分になります。
そのため、リザードンやウルガモスなどの対策として主に用いられもしますね。ステロさえ撒いちゃえばほぼほぼ機能停止させられますからね。
また、がんじょう・きあいのタスキ潰しにも使われます。というよりもメインの用途はこちらでしょうね。
そう、ここが強すぎるんですよね。一度撒いちゃいえば、相手のがんじょう・タスキを考慮しなくていいというのは立回りにかなり余裕ができます。
そんでもっていわタイプのタイプ相性を受けるということは、要するに無効にできるタイプがいないということ。つーかこれがずるい。
まきびしやねばねばネットなどの設置技の場合は基本的に飛んでいるポケモンには無効にされます。そのおかげでまきびしはステルスロックのほぼほぼ劣化になっちゃってるんですよね。
浮いてる岩という設定なのでひこうタイプに刺さる設置技としてはおもしろいよなーって思うんですが、ちょっと強すぎる。
せめていわタイプには無効だとか、なんならどくびしの場合のどくタイプのように、いわタイプが場に出たときにステルスロックを回収できるとかにしてもいいと思うんですけどね。
いわタイプってただでさえ耐性面に恵まれずにあまり使われない傾向にありますから、こういう部分でテコ入れしてくれてもいいと思うんですけどね。どうなんでしょうね。
なんならいわタイプっていわ技に耐性ないからステルスロック等倍で入りますからね。なんかかわいそうだわ。
ステルスロックを消す手段が少なすぎる
ステルスロックの強すぎるところその2。消す手段が少なすぎる。
ステルスロックを消せる技としては、こうそくスピン、きりばらいがあります。つーか二つしかないんですよね、そもそも。
こうそくスピンはノーマルタイプの攻撃技で、ステルスロックなどの設置技を除去しつつ攻撃できます。ただし威力20。クソ弱い……。
きりばらいは設置技だけでなくひかりのかべやリフレクターなどのいわゆる壁技も一緒に撤去できます。
ただ、どちらの技も正直汎用性が低すぎるというか。基本的にステルスロック除去のためのピンポイント採用にせざるを得ないということです。
よっぽどステルスロックが刺さるようなパーティであれば採用するのに一考の余地もありそうですが、正直これらの技をもたせるような技スペースは足りないですね。
上に書いたようないわタイプが場に出たときに除去できるだとか、ステロを除去できる特性を作るだとか、ほかにも天候を変えたときに消せるような追加効果とかあってもいいと思うんですけどね。
今のままではあまりにも強すぎる。
下方修正不可避!?対策手段が少なすぎる問題
正直な話、下方修正不可避な気すらもするんですけども、第7世代ではそれはありませんでしたね。
今後はどうなっていくかはわかりませんが、とりあえず願うばかりではどうしようもないので対策方法を考えないといけませんね。
まずはちょうはつ。変化技全般を封じ込めることができるので、すばやさの高いポケモンにもたせて初手ですテロを撒いてきそうな相手に繰り出していきたいですね。
有用なちょうはつ要員としてはジャローダやボルトロスなど。メジャーなステロ要員としてガブリアスがいますので、最低でもそこを抜けるすばやさのポケモンがいいですね。
特性マジックミラーのポケモンを使うというのもいいですね。マジックミラーは相手を対象とする変化技全般を跳ね返すというものなので、相手がマジックミラー持ちのポケモンに対してステルスロックを使ってきた場合、相手の場にステルスロックが巻かれることになります。
特性マジックミラーのポケモンはかなり数が少ないので、一番自分のパーティに合うポケモンを選んでいくといいと思います。一番使い勝手が良さそうなのはメガ枠も使わないエーフィかなとおもいます。
マジックコートという技を使えば、マジックミラー同様変化技を跳ね返すことができますが、マジックコートは1ターンしか効果がないため、結局読み合いになってしまうので安定しませんね。
対策方法としてはこんな感じでしょうかね。わたしは主にジャローダを使ってちょうはつで相手を展開させず、こちらはリーフストームを積んでいくという戦い方をすることが多いですね。
つーか書いてて思ったけど、やっぱり対策方法も少ない。ちょうはつやマジックミラーは汎用性もあるので使い勝手は悪くないんですけど、もう少し防ぐ手段がほしいよなぁ。
そこんとこちょっと考えておいて欲しいところですよ、ゲームフリークさん。ステルスロック強すぎる問題ね。
そんな感じで。それではこのへんで、またー。