サンムーンからポケモン対戦を始めたわたしにとって、本当の意味で最初のシーズンが終わりました。
最終レートや初めてのレートの感想だとかはすでに別記事にまとめましたので、この記事では構築について書いていこうと思います。
【ポケモンSM】シングルレーティングS1総括。初めてのレーティングバトル、最高レートは1812でした
2000もレートないやつの構築記事なんてどうでもういい!って人はバック推奨。初心者がはじめて組んだ構築ということで、生暖かい目で観てもらえばと思います。
その他シーズンの構築についてはこちらからどうぞ。
サンムーン シングルレーティングシーズン1使用構築
上の記事にも書いてありますが、今回の最終的に使用していたパーティはこの通り。
メガハッサム
マンムー
シャンデラ
カプ・コケコ
カプ・ブルル
マリルリ
コンセプトはメガハッサム軸でトンボルチェン構築。ハッサムとコケコでサイクルを回しながらシャンデラ、ブルルの火力を押し付けていく。
どうやら自分にはサイクル戦が向いているようで、このパーティは使っていてめちゃくちゃおもしろかったですね。
ということで個別解説していきます。
メガハッサム
メガハッサム@メガストーン
特性:テクニシャン→テクニシャン(メガシンカ後)
性格:しんちょう
技:バレットパンチ/とんぼ返り/はねやすめ/剣の舞
努力値:HDベースでAに若干振り
自慢のしんちょうHDメガハッサム。軸としたポケモンらしく、非常によく活躍してくれました。
努力値振りはHぶっぱで、DにBを抜くまで振って、残りはAに。D実数値で161ですかね。
メガ枠ははがねタイプでってのを最初に決めていて、鋼タイプのメガということでメタグロス、ルカリオと使ってきて最終的に使用したのがハッサム。
最初はいじっぱりHAの個体を使っていたものの、不意のめざ炎で落ちたりテテフのメガネサイキネが受からなかったりとしんどい場面も多かったため、火力を捨ててHDベースに。
役割としてはとんぼ返りでサイクルを回して有利対面を作っていく、パーティの潤滑油。終盤のフィニッシャーとしても活躍してくれました。
耐久にかなり振っているので下からとんぼ返りがめちゃくちゃ安定して、圧倒的過労死枠ながら驚異的な生命力を見せてくれました。
テテフのサイキネもはねやすめ連打でフィールドが切れるまで粘ったり、ポリゴン2など受けに来たポケモンはしっかり起点にしてそのまま全抜きしてくれたりと、パーティ単位で厄介な相手はほとんどこいつが相手をしてくれました。ただしめざ炎テテフはギルティ。
雨下でキングドラのスーパーアクアトルネードを耐えたときは、神はここにいたのか……ってなりましたね。あとから計算したら中乱数ぐらいだったので運も良かったみたいです。
ただ本来有利対面なはずのガブリアスやベトベトンあたりもシーズン1の鋼環境ゆえに炎技を持っていたりと、ヒヤヒヤする場面もありました。
それでも一発くらいは耐えてくれますので、やはり安定感があります。
シーズン2もこいつを軸に考えていこうと思えるくらいにはお気に入りの一体となりましたね。
マンムー
マンムー@いのちのたま
特性:鈍感
性格:いじっぱり
技:じしん/つららばり/こおりのつぶて/ステルスロック
努力値:HAベースにD振り
地面と氷の圧倒的な技範囲の広さに幾度となく助けられた珠マンムー。
ようきASタスキで使っていたものの役割対象を確定一発で落とせないケースが多々あったため、いじっぱり個体を育成。Dにやや振ったため、それでも火力不足を感じいのちのたまをもたせました。
このマンムーが非常に優秀で、ギルガルドやガラガラなどの火力アップアイテムがないと一撃で落とせない相手も軽々ふっ飛ばしてくれる頼もしさ。
環境トップメタのガブリアス、メガボーマンダ、ミミッキュなどに強く、HPが1でも残っていればつぶてで仕事ができてしまうまさに社畜の鑑。
特性が厚い脂肪でないため耐性面に若干の不安はあるもの、大抵は一耐えしてくれるので腐ることがなく大車輪の活躍でした。
シャンデラ
シャンデラ@シュカのみ
特性:もらいび
性格:ひかえめ
技:オーバーヒート/かえんほうしゃ/シャドーボール/めざめるパワー(氷)
努力値:HCぶっぱ
もともとこのシャンデラを使いたくて組み始めたパーティだったものの、構築を考えている途中で一度外れ、そしてまた帰ってきて結果的には良い活躍をしてくれました。
優秀な炎タイプの少ないシーズン1環境においてトップクラスに優秀で、なんでシャンデラ流行らないんだろうと不思議に思っていました。
素早さ種族80とそこそこあるため、無振りでもテッカグヤやジバコイル、ギルガルドなど厄介な鋼を上から消し飛ばしくてくれました。
マッシブーンやフェローチェ、ルカリオなどにも後投げが安定し、シュカの実をもたせることで対面性能を向上させ、後出しされるガブリアスやボーマンダを無理やり突破することもできました。
有利対面からのシャドーボールの通りの良さも優秀で、このパーティにおいて火力を押し付ける役割を存分にこなしてくれました。
そしてなにより可愛い!
マリルリ
マリルリ@オボンのみ
特性:ちからもち
性格:いじっぱり
技:たきのぼり/アクアジェット/じゃれつく/ばかぢから
努力値:Aぶっぱ、Sをテッカグヤ抜き調整、Hをちょうどいいところまで振り、残りD
この枠はたまに同タイプのアシレーヌだったりも。
使い勝手的に最終的にマリルリになりました。
耐性の良さから後出しする機会が多かったため、持ち物はオボンのみで耐久を底上げ。
水・フェアリーの通りの良さで安定した火力を発揮。その一方で意外と耐久が心もとなく感じたことも。
S調整は大当たりで、後に引けない場面でテッカグヤにたきのぼりで突っ張って怯みを引いたり、ジバコイルや甘えたポリゴン2を上から馬鹿力でぶっ飛ばしたりと、不利対面ほど効果的でした。
アシレーヌとの使い勝手の差を分けたのは格闘技があるかどうかでしたね。アシレーヌは音技があったりと、それはそれで便利ではありました。
水・フェアリー複合はレヒレも含めてしっかりと差別化がされていていいですね。どれも強いからパーティに合わせて使い分けられてよいです。
カプ・コケコ
カプ・コケコ@デンキZ
特性:エレキフィールド
性格:ひかえめ
技:10万ボルト/ボルトチェンジ/とんぼがえり/マジカルシャイン
努力値:CSぶっぱ
アローラの守り神、今作の準伝枠。サイクル重視でとんぼ返りとボルトチェンジ両方の採用。
臆病が主流な中でひかえめ個体を使っているのは、ひかえめでも最速115族までは抜けるので、基本的に抜きたい相手は抜いているので必要十分であるということ。
そして持ち物に珠を持たせることで耐久に割いていないメガボーマンダをマジカルシャインで確定一発、ガブリアスも高乱数まで持っていけるという利点もあったのだけれど、最終的にデンキZを採用したため、この構成で使うなら臆病で良かったかなと。
高い素早さからとんぼ返り、ボルトチェンジでサイクルを回してくれるパーティの潤滑油その2。特に相手に電気無効枠がいないときの活躍ぶりは素晴らしいものがありました。
デンキZはメガガルーラやギルガルドなどの、後続に引きづらい相手を確定で飛ばしてくれるためここぞという場面での活躍が目立ちました。
電気技以外の火力不足を感じはしたものの、そのあたりは後続でカバー。使用率1位も納得の使い勝手の良さでした。
カプ・ブルル
カプ・ブルル@カクトウZ
特性:グラスフィールド
性格:いじっぱり
技:ウッドハンマー/ウッドホーン/ばかぢから/剣の舞
努力値:HAぶっぱ
アローラ守り神その2。比較的珍しいと思われる、剣の舞採用のブルル。PGLの使用率でも剣の舞はランクインしていないため、結構意表をつけるのではと思う。
もともとは安定してメガギャラドスに後投げできる枠として採用し、実際安定して機能してくれていたものの氷のキバで凍ったり怯んだりで無理やり突破されるパターンも。
とにかくテッカグヤをよく呼ぶため、それをメタった形。一積みカクトウZばかぢからで大概のテッカグヤを飛ばせます(HB特化の場合はさすがに確2、特化でないHBの場合で乱数37.5%)。
落とせればよし、落とせないなりにもこれだけ削れば後続での処理も問題ありません。実際のところ、10体近くのテッカグヤにぶち込みましたが耐えられたケースは一度もありませんでした。
テッカグヤを突破し、そのまま3タテするケースも。一積みした後だと半減でもウッドハンマーはなかなか受かりませんね。
テッカグヤと同様に呼びやすいボーマンダが出てきた場合はバック推奨。後続にマンムーをおいておけば問題なくマンダも処理できます。
カクトウZも持ち物の使用率でランクインしていないぐらいですので、やはり警戒されにくいと思います。
シーズン2に向けて
とりあえず最終的な構築はこんな感じでした。
結構いろんなモンスターを使って、育成済ポケモンも1ボックスはゆうに超えるくらいでした。
シーズン2からはボックス解禁されるものあってとにかく育成が追いつかなそうですね。
環境も大きく変わるのが予想されるのでこのパーティをそのまま使うのはかなり厳しいと思いますので、当分は育成中心ですね。
そんな感じでシーズン2はやっていきます。それではまた。