ポケモン剣盾からはメガシンカ・Z技がなくなり、新たにダイマックスが追加されました。
これで環境のインフレ具合もやや緩やかになり、またメガシンカのおかげで一線級で戦えていたポケモンが環境の底に沈んでいく、なんてことも起きています。
そんな中でも、もともと高い種族値に優秀な耐性と特性を持っているギャラドスは、余裕で環境で戦えるのだろうと言われていましたが、いやいやそれどころかむしろダイマックスと相性が良すぎてめちゃくちゃ強化されてるんじゃないかというレベル。
というわけで、8世代環境におけるギャラドスについて今日は考えていきます。
なにはともあれダイジェット
ダイマックスすることで使えるダイマックス技には、それぞれ追加効果があります。その中でも特に注目されているのがすばやさを上げることができるダイジェット。
これがめちゃくちゃ強くて、ダイジェットがタイプ一致で使えるというだけで見直されるポケモンが続出するほど。
その中でもギャラドスは筆頭格で、ダイジェットからの抜き性能がホントに強い。
簡単に言うと、威力こそ下がっているもののサンムーンのヒコウZギャラドスが攻撃しながら素早さを上げていくようなもの。どう考えてもやばい。
さらにはみずタイプのダイマックス技、ダイストリームの追加効果で雨を降らすこともできるため、攻撃しつつ火力を上げることもできます。
ギャラドスの特性といえばいかくがメジャーですが、これによってりゅうのまいを切ってじしんかじょうで敵を倒しつつ攻撃力を上げていくギャラドスも増えています。
今まではりゅうのまいからのかたやぶりでの抜き性能が強かったですが、ダイマックスによってまた新しい戦い方を習得してしまったわけです。いやこれがまた強い。
新たに覚えた技も強力!
ギャラドスは剣盾から新たにパワーウィップが使えるようになりました。
これがまた相性補完がよくて、ミロカロスなどのダイジェットで押しきれない高耐久のみずタイプに刺さります。命中不安のある技なので、ダイマックス技で使ってももちろん強いです。
そして今環境に多くいる、ウォッシュロトムにも刺さります。ロトム系統は基本的にはかたやぶりメガギャラドスからすればカモのような相手でしたが、メガシンカのなくなった今作ではちょっときついかなという相手でした。
それがパワーウィップを習得したことでまたホントに止まらないポケモンになったわけです。
もともと技範囲の広さも強みのひとつですし、相性補完のいい技が更に加わったとなるとまた強くなりますね。
もちろん既存技のアイアンヘッドなども、ダイマックス技にすることで防御を上げることもできるので、抜き性能だけでなく対面性能を上げていくこともできます。
技の豊富さがダイマックス技にすることでなおさら生きてきますので、ギャラドスはメガシンカがなくなったにもかかわらずめちゃくちゃ強化されたと思いますね。
間違いなく現環境の対策必須なポケモンですし、油断したら一瞬で全抜きされかねないのでしっかりと警戒して戦わないといけないです。もちろん、パーティの軸として活躍してくれるポケモンですので自分で使った際の心強さは半端ないですね。
そんな感じで、ギャラドスはまだまだこれからも活躍していきそうです。それではまたー。