レーティングシングル環境は現在絶賛催眠環境になってしまっています。
キノガッサもなんかすごい勢いで使用率を上げて、ゲンガーも一時期減ったかと思ったらさいみんじゅつを携えて帰ってきました。犯罪者の帰還。マジでやめてくれ。
なんでこんなことになっちゃったんでしょうかね。いまの環境は一周回って催眠が強いらしい。なんてこった。
ということで現在の催眠環境についてのお話です。
第7世代の催眠対策
今までの催眠対策というと、ラムのみがやはり定番でしたね。というかまぁ状態異常対策全般ですね。
また、きのこのほうし対策としてはぼうじんゴーグルだったり、くさタイプポケモンを用意するなどの方法もありましたね。
あとはねごと搭載しておくだとか、いくつか対策方法はあったわけですけども、第7世代ではこれらの方法はほとんど取られてないんですよね。
第7世代では、新たに登場したカプ・コケコの特性エレキメイカーによって状態異常のねむりは無効とすることができ、またコケコ自体のスペックが高く使用率が高いため意識して催眠対策をする必要があまりなかったりします。
また、同じく新ポケモンのカプ・レヒレも同様に強力なポケモンで使用率も高く、特性のミストメイカーによって状態異常そのものを無効にできます。
要するに、環境トップクラスのポケモンを使うことで自然と催眠対策ができていたため、催眠対策はそもそも意識されていなかったんですよね。
そのため、現在ではラムのみ持ちのポケモンはほとんどいませんし、ぼうじんゴーグルも同様ですよね。もはや完全に古代兵器です。
レヒレもコケコもゲンガーやキノガッサに弱い
さて、最近になって皆さん気づいてしまいます。
レヒレもコケコも、ゲンガーに弱くね?ってことに。
催眠対策として主に用いられていたポケモンたちが、ゲンガーのカモになっているという事実。
ゲンガーとコケコは同速ですが、コケコ側はデンキZでないと確定一撃でもっていけませんがゲンガー側はヘドロばくだんで余裕の確一。基本的にコケコ不利ですね。レヒレは言わずもがな。
ちなみにコケコが物理型の場合はワイルドボルトでCSメガゲンガーに対してはまぁまぁいい乱数で持っていけたりはします。どちらにせよ同速勝負になりますが。
対キノガッサにしても、キノガッサは基本的にきあいのタスキ持ちがデフォですので、コケコ側からは一撃で落とせず、返しのタネマシンガン+マッハパンチでほぼ落とされます。レヒレは言わずもがな(二回目)。
ほかにも催眠技の使い手であるメガフシギバナなんかもコケコ、レヒレに強いですよね。
要するに催眠対策になっていると思われていたポケモンたちが催眠技の使い手たちに不利をとってしまっているってことなんですね。そりゃたしかに催眠流行るわっていう。
改めて、催眠対策どうする?
ここで一つポイントなんですが、コケコにしろレヒレにしろ、催眠対策にはなっているということ。
フィールドは張ってしまえば5ターンは保ちますので、その間は催眠技自体は基本的に使えません。まぁ飛んでるポケモンは別としてね。
なので、フィールドのある間にゲンガーやキノガッサに強いポケモンたちでそいつらを倒しちゃえばいいという話ですね。
これが第7世代の基本的な催眠対策になるのではないのかなと思います。
ただ、これってかなり選出が縛られてしまうという欠点があります。二体がかりで一体のポケモンを対策しているわけですからね。そうなると選出負けする可能性が高まります。
とはいえ、このあたりはもううまいことやっていくしかないと思うので。それこそゲンガーたちに強いポケモンにラムのみを持たせて万全の状態でぶち抜くというのも一つの手ですしね。
ラムのみを持たせておけば不意の追加効果での状態異常にも強くなれますしね。基本スペックの高いポケモンであればそれもアリかなと思います。
どちらにせよ催眠対策は現在の環境では必須ですね。まことに嘆かわしいことだ……。
そんな感じで、みなさん犯罪者共に負けぬよう今日もレート頑張ってください。
それではまたー。