もともと強力なポケモンであるので相当数いたゲッコウガですが、最近になってさらに数を増やしてきました。現在ではシングルで使用率3位!
技範囲がめちゃくちゃ広いのに加えて、へんげんじざいによってすべての技をタイプ一致で使えるため火力もかなり高い。
さらには最近ではげきりゅう型も増えているため、単純な数値受けでも受けるのが難しいポケモンになっています。
そんな対策困難なゲッコウガですが、ほぼすべての型に対応できるポケモンがエンペルトです。最近になって少しづつ数を増やしてきていますね。
ということで今回はゲッコウガ対策にもなりはがね枠としての運用もでき、さらには展開要員にもなるエンペルトの強さについてのお話です。
対策の難しいゲッコウガ
ゲッコウガはホントに多種多様な技を覚えるため、ホントに対処の難しいポケモンです。
タイプ的に受けられそうなギャラドスやナットレイにも、めざめるパワーがタイプ一致で使えてしまうためそれぞれギャラドスにはめざめるパワーでんき、ナットレイにはめざめるパワーほのおが飛んできます。
実際に覚えられる技は4つですが、受ける側としては10以上の技を想定しないといけないのがゲッコウガの厄介なところなんですよね。
そんな技範囲広すぎなゲッコウガですが、エンペルトであればほぼすべて受けきることができてしまいます。
採用率の高いみず技やこおり技は半減以下で受けられますし、もともとのとくぼうの高さからZ技でも余裕で耐えることができます。
物理型の場合でも、採用率の高いダストシュート・いわなだれ・とんぼがえりなどすべて半減以下で受けられます。けたぐりだけは威力80で入ってしまうのできついですが、採用率はかなり低いので事故として割り切ったほうがいいレベル。
最も対ゲッコウガが安定すると言ってもいいポケモンがエンペルトだと思いますので、ゲッコウガ対策に困っている人にはぜひオススメですね。
現環境ははがね枠が必須
エンペルトがいくらゲッコウガに強いとはいっても、ピンポイントな対策になってしまうようではパーティにはなかなかいれるのは難しいですよね。
ただ、そもそもの話がエンペルトがゲッコウガに強いというのも、みず・はがねというタイプの優秀さがあってこそ。
特に現環境においてははがね枠はほぼ必須ですから、十分役割をもたせることができます。
ゲッコウガだけでなくカプ・レヒレやカプ・テテフ、アシレーヌなどに強いですし、どくどくなどをもたせれば受けポケモン全般をみていくこともできます。
特性のげきりゅうが発動してしまえば火力面でも侮れないですし、はがね枠だけでなくみずタイプとしての役割も持てるところも強いですよね。
優秀な展開要員
エンペルトには優秀な補助技も揃っていて、定番のステルスロックからのあくび展開もこなせます。もちろん起点回避のほえるもあります。
定番のステルスロック展開要員のカバルドンやバンギラスなんかはゲッコウガやアシレーヌ、カプ・レヒレなどで止めにくるので、そのあたりに強いエンペルトは展開要員としてみてもめちゃくちゃ優秀なんですよね。
すばやさは低いのでちょうはつなどをされると少しきついですが、単純にサイクルも強いので受けつつ展開していくという動きもできます。
こごえるかぜも使えますので、起点作りはホントに得意ですね。
環境に多いみずタイプ全般に強くて、かつ展開要員としても優秀。水タイプ御三家は強いポケモンが多くてやや影が薄かったですが、いやいやエンペルトも全然負けていませんね。
エースになれるようなポケモンではないですが、パーティの補完やサポート役としてはかなりのものです。
はがねタイプのポケモンは優秀なポケモンが多いですが、一つの選択肢としてエンペルトもオススメしたいと思います。
それではまたー。